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学校での日々の生活では、手洗い、うがい、トイレなど
必要な時にすぐに蛇口をひねればきれいな水に触れることができます。
この地球上に、水自体は豊富にありますが、そのうちの
約97%以上が海水で、さらに北極や南極の氷、地下水などを除けば、
地球上の水のうち、我々が活用できる淡水はそのうちの
わずか約0.01%しかありません。
我々が普段飲んだり、手洗いをするのに使われている水は、
浄水場にて、いくつもの工程を経てろ過され、学校や家庭へ運ばれます。
この過程に至るまでには大量のエネルギーを必要とします。
今後さらに人口増加が予測される中、飲み水として限りある水の
大切さを、学校での取り組みの中で子供たちと共に学んでいくことが、
これからの環境保全の取り組みへの大きな一歩となります。
北極の氷や、貯水場のような、あまり目にする機会のない所を
意識し取り組んでいくことはなかなか難しいものです。
しかし、日々大量の水が使われ、多くの生徒が集まる学校で、
節水の大切さを生徒に教え、ともに対策に取り組むため
節水システムを使用し、結果を報告することで、生徒の環境保全
の意識も高まり、また学校の運営費用等の経費削減にもなります。
この節水システムは水栓に使用前に取り付けることにより、
使用する際特殊形状の穴により、出される水の水勢を変えずに、
水量を10−50%の節水することができるのです。
節水は、経費削減と共に、地球温暖化の防止にもつながる
身近にできる環境保全の第一歩なのです。